最近投資に興味が出てきて、1株から投資出来るって広告をよく見るけど、どこがお得なの?SBIネオモバイル証券が気になるけど、どうなの?他の証券会社の方がいいの?といった方もいると思います。
そこで、今日は1株投資の代表的な、LINE証券と日興フロッギー・SBIネオモバイル証券を取引き手数料・口座への入出金手数料の観点から比較してみました。
今回比較する手数料は単元未満株(100株未満)での取引きについてです。
ざっくりと特徴や取引きコストを比較してみました!
LINE証券(いちかぶ) | 日興フロッギー | ネオモバ | |
特徴 | ・LINEポイントを使える | ・dポイントを使える | ・Tポイントを使える |
・リアルタイムの株価で取引き | ・記事から関連銘柄を買うことが出来る | ・IPO(新規上場株)に応募出来る | |
・タイムセールなどキャンペーンが多い | ・NISAに対応している | ・定期買付ができる | |
取り扱い銘柄 | ・国内1000銘柄+ETF | 国内3700銘柄の株式やETF | 東証上場銘柄(他の証券所は売却のみ) |
月額利用料 | なし | なし | 月220円→200pt還元(実質20円) |
取引きコスト | 往復0.4%~ | 往復0・5%~ | なし |
約定タイミング | リアルタイム | ・前場始値or後場始値の2回 | 前場始値・後場始値・後場終値の3回 |
それぞれ詳しく見てみましょう!
LINE証券(いちかぶ)の特徴
LINE証券の1株投資「いちかぶ」では日本の有名企業約1000銘柄と国内ETF(上場投資信託)を取引き出来ます。
日興フロッギーとSBIネオモバイル証券との差としては、リアルタイムの株価で取引できる点と、証券取引所の休憩時間と夜の21時まで株の取引きが出来る点が大きく違います。
またLINEポイントを使って投資ができます。株のタイムセールを行うなどイベントがあるのも面白いです!
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LINE証券の取引き手数料
LINE証券ではスプレッドとして手数料がかかります。
株を買う時には、リアルタイムの株価より0.2~1%の価格を上乗せした株価で買いつけます。
株を売る時には、リアルタイムの株価より0.2~1%低い価格で売ります。
この価格差をスプレッドといいます。
LINE証券でA~Dまでグループが分かれており、そのグループごとにスプレッドのパーセントも変わってきます。
リアルタイムで1株1000円をスプレッド0.2%で買おうと想ったら、1002円必要です。
1株1000円の株を売ろうと思ったら998円で売ることになります。
買いと売りの往復で0.4%の取引コストです。
取引時間 | グループA | グループB | グループC | グループD |
9:00~11:20、12:30~14:50 | 0.2% | 0.3% | 0.4% | 0.5% |
11:30~12:20 | 1% | 取引不可 | 取引不可 | 取引不可 |
17:00~21:00 | 1% | 取引不可 | 取引不可 | 取引不可 |
LINE証券の入出金手数料
LINE証券はLINE Payからの入出金手数料はかかりません。
入金に関しては、各金融機関のインターネットバンキングを利用したクイック入金は手数料無料です。
金融機関の窓口やATMからの入金はそれぞれの金融機関の手数料がかかるので注意が必要です。
出金に関しては、LINE Payへの出金は無料ですが、各金融機関への出金は220円かかります。
LINE Payからの出金にも手数料220円がかかるので、株で得た利益をすべてLINE Payで使うのであれば手数料無料ですが、そのほかの場合は手数料がかかってきますので注意しましょう!
入金
- インターネットバンキングを利用したクイック入金は手数料無料
- 銀行窓口・ATMからの入金は手数料がかかる
出金
- LINE Payへの出金は無料 その他、金融機関への出金は手数料220円がかかる
- LINE Payからの出金も手数料220円がかかる
日興フロッギーの特徴
日興フロッギーは、SMBC日興証券が提供する投資に関するウェブ記事から株を買うことが出来ます。
NISA口座に対応している点はLINE証券・ネオモバイル証券に比べ魅力的です。
またdポイントを投資に使うことが出来るので、dポイントをメインに貯めている人にはおススメです。
取引き成立のタイミングは午前の始めか午後の始めの1日2回で、リアルタイムの株価では取引きできません。
日興フロッギーの取引手数料
日興フロッギーでもLINE証券と同じように、スプレッドとして手数料がかかります。
100万円以下の注文に対して、買いのスプレッドは0%、売りのスプレッドは0.5%かかります。往復で0.5%のコストです。
100万円以上の注文では買いで1%、売りで1%の往復で2%のコストです。
1株投資をする人で、1注文100万円の株を売買する人はいないと思うので、往復0.5%と考えておいてよいでしょう。
概算注文金額 | 買い手数料 | 売り手数料 |
100万円以下 | 0% | 0.5% |
100万円以上 | 1% | 1% |
日興フロッギーの入出金手数料
入金方法は3つあり「銀行振込」「インターネット決済」「日興カードを使ったATM振込」
です。
銀行振込は、振込専用口座へ3000円以上振り込むと実質無料になります。
インターネット決済も手数料無料ですし、口座開設した際送られてくる日興カードによる入金も、取引時間内は無料です。
出金方法も3つあり、「銀行振込」「日興カードでの出金」「バンク&トレードによる即時出金」です。
登録してある銀行への振込は手数料無料で、日興カードでの出金は三井住友銀行ATMを使えば無料です。その他のATMでは110円程かかります。
三井住友銀行の口座と連携させた「バンク&トレード」による即時出金も手数料無料です。
三井住友銀行に口座がある人は、入出金手数料無料に持っていきやすいですね!
入金
- 銀行振込は3000円以上で無料
- インターネット決済・日興カードでの入金も無料
出金
- 三井住友銀行の口座を使えば無料
- 登録した口座以外の、その他の金融機関への出金は手数料がかかる
SBIネオモバイル証券の特徴
SBIネオモバイル証券の特徴としては、Tポイントを使って株が買えるのでTポイントをメインで貯めている人にはぴったりかと思います。
また新しく証券取引所に上場する株を公開前の価格で買えるIPOに申し込める点も魅力です。
たいてい上場前の価格より上場初日につく値段の方が高くなる事が多いので、IPOに当たればそれだけで利益になることもあります。
SBIネオモバイル証券の取引手数料
ネオモバイル証券では取引きによる手数料はかかりません。スプレッドもありません。
しかし月額220円~(税込)のサービス利用料が取引の有無にかかわらず必要になります。ただし毎月ネオモバイル証券で使えるTポイントが200ポイントもらえるので50万円以内の取引きなら実質の利用料は20円です。
サービス利用料は月の取引金額によって変わってきます。
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円(税込) |
50万円超~300万円以下 | 1,100円(税込) |
300万円超~500万円以下 | 3,300円(税込) |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円(税込) |
以下、100万円ごとに1,100円(税込)が加算されます。(上限なし) |
LINE証券の往復コスト0.4%ですが、5000円×0.4%=20円なので、月に5000円以上50万円以下の取引きならネオモバイル証券が最安といえるかもしれません。
SBIネオモバイル証券の入出金手数料
入金手数料は、インターネットバンキングからの即時入金は無料です。
銀行ATMや窓口からの入金は各金融機関の手数料がかかります。
出金は、登録している口座へ出金することが出来ます。手数料は無料です。
入金
- インターネットバンキングからの入金は無料
- 銀行ATMや窓口からの入金は各金融機関の手数料がかかる
出金
- 登録している口座へ出金することが出来て、手数料は無料
選ぶならどれがいいの?
ここまで様々な観点から、日興フロッギー・LINE証券・ネオモバイル証券を比べてきましたが、結局どこがいいの?
という感じですよね?
まーさん的意見を述べさせてもらうと、どれ使ってもええ!って感じです。
えっ?て思いました?
まーさんが使っているネオモバをゴリ押しすることもできますが、これから投資を始めようとする方それぞれ違うので、自分に合うものを選んで頂ければいいと思います。
選ぶ際のポイントとして
・自分が貯めやすいポイントはどれか考える
・現在使っている金融機関はどれか考える
・どのくらい取引するか、どのような取引をするか考える
自分が貯めやすいポイントはどれか考える
現在1株から投資できるサービスは、様々なポイントでも株を買えるというのが大きな特徴だと思います。
このポイントを使わない手はないと思います。
まーさんは元々ソフトバンクユーザーで、Yahooジャパンカードを持っていたのでTポイントを貯めやすい環境にあったため、ネオモバを使いやすい状態でした。
仮にあなたがドコモユーザーやdカードなどでdポイントをメインに貯めている方であれば、日興フロッギーの方がいいかもしれません。
auユーザーでポンタポイントをメインに貯めている方は、、、ドンマイです。。。
というのは冗談で、(笑)
個別株は買えませんがauカブコム証券で投資信託にポンタポイントを使えるので、投資の入り口として始めてみるのもいいかもしれません。
どのくらい取引するか、どのような取引をするか考える
どのような取引をしたいのか?という点でも選ぶべき証券口座は変わります。
割と頻繁に売り買いしたいという方は、リアルタイムの株価で取引出来るLINE証券がおススメです。ネオモバ・日興フロッギーは注文を出した時と約定タイミングとで時間差があるので、頻繫に売り買いすると不利になることがあります。
ただし、LINE証券でもスプレッドがあるので、1日に何度も取引するというのはあまりおススメ出来ません。
積み立てながら個別株も買っていきたいという方は、ネオモバがおススメです。
LINE証券では買いでもスプレッドが発生するので、少し高い値段で株を買うことになります。
日興フロッギーでは売りで0.5%のスプレッドがなので、買う時はいいのですが売却という出口を考えたときにネオモバより不利になるという印象です。
現在使っている金融機関はどれか考える
入金・出金のしやすさ手数料も大切な視点になると思います。
入金の度に手数料払っていては何のための投資なのか分からなくなっちゃいますよね^^
幸い、どれもインターネットバンキングを使えば入金手数料無料になるので良いと思います。
出金に関しては、日興フロッギー・ネオモバとも出金先に指定した金融機関への出金は無料に出来ます。
LINE証券に関しては、LINEPayへの出金のみ無料なので、注意が必要です。
それでも1株投資先に迷ったら
それでもどの証券口座にすればいいか迷ったら、まーさんが使っているネオモバをおススメします。
理由としては、
・投資に使えるTポイントは加盟店も多く貯めやすい。
・月額220円かかるが、200pt戻ってくるので強制的に投資しなければいけない状況に持っていける。
・入出金ともに手数料無料にもっていきやすい
といった理由が挙げられます。
ネオモバについて更に詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください
⇒⇒⇒ネオモバは儲からない?上手な使い方とメリット・デメリット
まとめ
今回は、LINE証券・日興フロッギー・ネオモバイル証券について比較してみました。
もう一度確認すると
LINE証券(いちかぶ) | 日興フロッギー | ネオモバ | |
特徴 | ・LINEポイントを使える | ・dポイントを使える | ・Tポイントを使える |
・リアルタイムの株価で取引き | ・記事から関連銘柄を買うことが出来る | ・IPO(新規上場株)に応募出来る | |
・タイムセールなどキャンペーンが多い | ・NISAに対応している | ・定期買付ができる | |
取り扱い銘柄 | ・国内1000銘柄+ETF | 国内3700銘柄の株式やETF | 東証上場銘柄(他の証券所は売却のみ) |
月額利用料 | なし | なし | 月220円→200pt還元(実質20円) |
取引きコスト | 往復0.4%~ | 往復0・5%~ | なし |
約定タイミング | リアルタイム | ・前場始値or後場始値の2回 | 前場始値・後場始値・後場終値の3回 |
それぞれに、特徴があるので自分の投資スタイルや貯めているポイントについて考えたうえで口座開設してみてください!
ポイ活と投資を組み合わせれば資産形成のスピードもかなり上がるので一緒に頑張っていきましょう!
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