あなたにも似たような経験はありませんか?
朝早起きして英語の勉強する!って決めたのに全然続かない・・・
- ダイエットのためにランニングを始めたけれど続かない
- 健康のためにジムに入会したけれど、だんだん行かなくなった
- 節約・貯金のために500円玉貯金をしたけれど続かなかった
実は筆者も、これらのような事を始めたのですが結局続かなかった経験があります。
そんな自分を変えたいと思い何か良い方法は無いかと思っていたときに出会ったのがこちらの本でした
何でも「続く人」×「続かない」の習慣
良習慣プロフェッショナルコーチ・早起きコンサルタントとして活動されている伊藤 良(いとう りょう)氏の著書です。
この本では続く人・続かない人の違いが分かりやすく書かれていて、自分が今まで間違った方法で習慣化をしようと努力していたと分かるようになりました。
そこで今回は、本書を元に「続く人」になるための方法を書いていき「続く人」になるべく、皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。
- 今まで何かを始めても長続きしなかった
- 習慣化したいことがある
- 続けられる人になって、仕事や勉強で成果を出したい
「続く人」になるために小さく1つずつ始めよう
何でも継続できていて大きな成果を出している人って周りにいますよね?そんな人を見習って自分も何か始めようと決意するもなかなか続かない・・・
なんでも習慣化出来る人とできない人の違いはどこにあるのでしょうか?
紹介した本を読んでみて、筆者なりに「ここが重要だな」と思うところをまとめてみました
続かない人の特徴 | 続く人の特徴 | |
1 | いきなり大きな変化を起こそうとする | 小さく少しづつ変化させる |
2 | 結果を肯定する | プロセスを肯定する |
3 | 一気にいくつもやろうとする | 一つづつ習慣化する |
4 | ルールが曖昧 | ルールが明確 |
5 | フィードバックが無い | フィードバックがある |
1 続かない人は大きな変化を求め、続く人は小さく変化させる
続かない人はいきなり大きな変化を起こそうとします。
昨日までは出社ギリギリの8時まで寝ていたのに、急に明日から朝5時に起きて英語の勉強をするぞ!と意気込む
みたいな。まさにこれは僕の事です(笑)
人間の本能は急な変化を嫌い、必ず元に戻ろうとします。強靭な精神力や忍耐があれば継続できるかもしれませんが、そんな力があればこんな記事を読んでいないはず、、、
結局、なんだかんだ言い訳していつも通りの時間に起きて「今日も出来なかった・・・」と落ち込んで最初に立てた目標も意識すらしなくなっていく。
今日も起きれなかった・・・
あるあるの負けパターンですね^^;
急な変化を嫌うのであれば、少しづつ変化させましょう!1日5分でも問題を解いてみる。帰りの道を少しだけ遠回りして歩いて帰ってみる。
よし!今日も継続出来た!!
少しだけでも前進出来たという自己肯定感が大切です。少しづつ小さな変化を起こしていきましょう!
2 続かない人は結果を肯定し、続く人はプロセスを肯定する
例えば「半年で6キロのダイエットを成功させる」という目標を立てたとしましょう。
ここで続かない人は、いきなり6キロという大きな目標にたどり着こうとしていきなり激しい運動をしたり厳しい食事制限を始めたりします。
最終目標の結果だけを見ているのです。
続く人は、半年で6キロ痩せる為には「1か月に1キロ」「そのためには食事をこうして、運動をこのくらいして・・・」と目標を達成させるためのプロセスに目を向けて、少しづつ行動をしていきます。
「小さな目標」を設定して「大きな目標」を達成するように意識していきましょう!
3 続かない人は一気にいくつもやろうとし、続く人は一つづつ身につける
続かない人は「早起きして、資格試験の勉強をするぞ」と「早起き」と「試験勉強」という2つの習慣化に一度に取り組もうとしがちです。
早起きだけでも大変なのに、それをクリア出来たとしても勉強が待っていたら起きる気も無くなっちゃいますよね?
まずは、この2つを切り離して考えましょう!
例えば試験勉強は通勤の電車内で毎日少しづつ。その分、今まで通勤電車で見ていたYoutube や海外ドラマなど、楽しいことを朝少し早く起きてやってしまう。
それだけでも習慣化できそうな気がしませんか?
「この習慣だけなら継続できるようになった」という状態を作ってから新しい習慣に取り組んでいきましょう!
4 続かない人はルールが曖昧で、続く人はルールが明確
続く人はどのような行動が取れたら「出来た」のか「出来なかった」のかというルールを明確に決めています。
人間の脳は、行動するときに曖昧さを嫌います。続かない人は基準を明確にしないまま行動して、「続いているのかどうかよくわからない」という状況になっていしまいます。
例えば「朝5時に起きる」という目標を立てたとします。これは「ルールが明確」のように思われるかもしれませんが、5時15分に起きた場合は早起きしたことにならないのでしょうか?
せっかく今までよりも早く起きられているのに、「朝5時に起きる」というルールのせいで習慣化出来ているのかどうなのか分からなくなってしまいます。
あまり厳しすぎるルールはかえって習慣化を遠ざけてしまいます。
そこで、少しゆとりをもった目標設定をしてより明確に継続出来ているかどうかのルールを設定することが大切になってきます。
その目標設定の仕方は
- 期間を設定する
- 余裕を持った数字にする
- 回数の基準を決める
先ほどの早起きの例だったら、
「①1か月間、②朝5時から6時までの間に起きる日を、③週3日以上クリアする」
というものだったら、自分が継続でいてるのか出来ていないのか分かりやすいですよね?
「朝5時に起きる」と目標を立てて5時15分に起きて「今日も出来なかった・・・」と落ち込むくらいなら
余裕を持った目標設定にして、6時に起きたけれど「いつもよりは早起きだからヨシ!」としたほうが継続しやすいですよね!
ぜひゆとりある明確な行動目標を設定して、継続できている実感(成功体験)を得て自信をつけましょう!
5 続かない人はフィードバックがなく、続く人にはフィードバックがある
フィードバックトは相手に真実を伝える行為です。フィードバックによって、相手の行動が目標に対してどのような状況にあるのか、客観的な意見を伝えるのです。
例えばマラソンランナーに向かって「もっと腕を振って!」とか「顔をあげて!」といった声掛けをしているのもフィードバックです。
自分がいまどのような状況か、第三者から教えて貰うことでよりよい行動に繋がって行きます。
例えば9700歩だと分かったら「あと300歩だから少し遠回りして歩こう」と行動に変化を起こすことが出来ます。
「英語試験のTOEICで800点を取りたい!」という目標だったら、定期的に試験を受けて今自分の実力だと600点くらいは取れる!というフィードバックを受けます。
試験の結果をみて、点数の低い分野を集中的に勉強しよう!と行動することが出来ます。
このようなフィードバックを受けながら行動していくことで、最終的な目標をクリア出来るようになっていきます
まとめ
続く人・続かない人の特徴を見てきましたがいかがでしたでしょうか?
- 小さく少しづつ変化させる
- プロセスを肯定する
- 1つづつ習慣化する
続く人は、小さく一つづつ習慣化をしています。そして、少しでも前に進めた自分を肯定して成功体験を積み重ねていくことで大きな目標を達成していってます。
習慣化を身に着けることで、資格試験の勉強や日々の運動を継続できるようになり、仕事や生活が豊かになっていくことでしょう!
今回私が読んだ「続く人×続かない人の習慣」(伊藤 良 著)には、記事では紹介しきれなかったモチベーションの保ち方や、続く人になるための時間管理術・アイテムの使い方などが細かく書かれていてとてもよい書籍でした!
この本のおかげで、1時間程の早起きも週に3から4日くらいは継続できるようになってきました!ぜひ本屋で出会った際には手に取ってみることをおススメします。
皆さんも少しづつ始めて、良い習慣を身に着けていきましょう^^
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