収入をアップさせる為には何を勉強したらいいんだろう・・・
自己啓発系の本を読んだり・セミナーに参加するけれど中々収入アップにつながらないなんて方も多いかもしれません。
なかなか給料が上がらない時代なんて言われますが、稼いでいる人もいるのは事実。
では稼いでいる人はどのような自己投資としてどのような勉強をしているのでしょう。
もちろん今している仕事にかかわる勉強という事は分かるのですが、どのような方法で勉強しているのか気になりますよね。
そこで今回は「億を稼ぐ勉強法」というを読んでみて、私なりに必要な勉強・方法をまとめてみました。
この本の著者
小林正弥 氏
(株)教育スクールビジネス研究所代表取締役。25歳の時に独立したものの全く稼げず、時給900円のラーメン屋のバイトを経験。その後、経営者との出会いから「学びを稼ぎに変える勉強法」を教わり、収入をアップ。中小企業経営者へのコンサルタントや教育事業等を行い年収1億円プレイヤーになる
実際に1億円稼がれている方が書いている本ですので、参考になりますね!
この本を読んで、稼ぐために必要な事は
「自分の顧客となる人を決めて、その人が成功出来る知識を自分が勉強していく」
事が大切であると分かりました。
それでは詳しく見ていきましょう!
年収アップさせる勉強法とは
本書では稼ぐための学習に必要なキーワードは6つだとしています。
- カスタマーサクセス
- 反転学習モデル
- 成功ノート
- ひとりPDCA会議
- メンターによるフィードバック
- 学びと成長のコミュニティ
それぞれ見ていきましょう
①カスタマーサクセス
お金を稼げる人と稼げない人の一番の違いは、仕事のベクトルです。このベクトルが顧客に向いている人は稼ぎが増え、自分に向いている人は余計な勉強にお金を使ってしまいます。
あなたの報酬はすべて顧客満足によってもたらされるのです、つまり顧客が成功する(カスタマーサクセス)=自分の成功なのです。
例えば私は飲食店で働いているのですが、お客様の成功=「美味しい料理に満足し、満足のいく接客で楽しんだ時間を過ごしてもらう」事です。
お客様が満足してくれれば、きっとまた足を運んでくれるようになり、そんなお客様が増えればお店も繁盛し給料もあがって行くでしょう。
あなたにとっての顧客は誰ですか?まずは定義しましょう!
②学習反転モデル
学習反転とは、学校やセミナーの授業と自宅の宿題を逆転させる学習方法です。
稼げない人は、セミナーに行って知識を得て成長した気になってしまいます。その後は特に行動する訳でもなく、セミナーへの移送時間や交通費を無駄にしてしまします。
稼げる人は、セミナーで話されるだろう内容を事前に勉強していきます。
それでも分からない事をセミナーで講師に質問したりディスカッションすることで、より濃いセミナーにしていきます。
③成功ノート
自分の夢や成功をノートに書く人は多いかと思います。
しかしこの成功ノートは違います。
①のカスタマーサクセスに述べた通り、あなたの報酬は顧客の成功によってもたらされます。
ですから、ここで成功ノートに書く事は、あなたの顧客の成功の定義と、それを達成させる方法なのです。
稼ぐ勉強は一貫して「顧客を成功に導く為の勉強」なのです。
本書に出てくる言葉で覚えておきたい言葉があります。
「人は自分の事を考えると悩み、顧客のことを考えると知恵が出る」
億を稼ぐ勉強法より
確かに、自分の収入を上げたいとばかり考えていると、今の自分の出来なさに落ち込んだりします。
しかし相手の幸せを考えていると「次はこうしようああしよう」と、次を考えてポジティブになれたりしますよね。
顧客がどうすれば成功するのか?成功させるために必要な知識をノートに書いていくことで、結果的にあなたの信頼と収入がアップするはずです。
④ひとりPDCA会議
PDCAとは
Plan(計画)→Do(行動)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを回すことで、より良いものを作っていくサイクル
1日に終わりに、もう一人の自分がコーチとなって行動を振り返り、その行動の良かった点・悪かった点を洗い出し、次の行動に修正を加えていきます。
⑤メンターによるフィードバック
メンターはいわば師匠です。上司や先輩など身近な人もいれば、経営者・過去の偉人です。
近くに模範となる方がいなければ、本などでその人の考え方などを盗み、今の自分と照らし合わせて行動を変えていく事が出来ます。
⑥学びと成長のコミュニティ
突き抜けた結果を出している人たちは、コミュニティに所属したり、自らコミュニティを主宰しています。
自分の行動をコミュニティにさらすことで、やらざるを得ない環境にしたり、仲間と切磋琢磨しながら成長していくことが出来ます。
稼ぐための4つの勉強戦略
先に述べた6つのキーワードを理解した上で、どのように勉強していけば良いか。4ステップで解説していきます。
- 顧客の成功(カスタマーサクセス)を定義する
- 成功の公式をつくり、結果指標を定める
- 結果を出すための4大専門領域を定める
- 「専門フィルタ」からインプット&アウトプットを繰り返す
①顧客の成功を定義する
何度も述べている通り、あなたの経済的成功は「顧客の成功」によってもたらされます。
顧客を誰にすればいいか決められない方は
- 自分、または過去の自分を顧客にする
- 課題を解決し、成功したい人を顧客にする
これから起業する人であれば、自分が過去に困った事を解決する為に何か製品やサービスをつくって売っていく事が多いですよね。
もしあなたが会社員であるならば、経営者や上司が最初の顧客と考えましょう。あなたにお金を払うのは会社のエンドユーザーではなく、勤め先ですので。
②成功の公式を作り、結果指標を決める。
顧客の成功を定義出来たら、それが達成したといえる結果指標を決めましょう!
結果が出たと客観的に言えるよう、具体的な数字なを盛り込むようにします。
例)経営コンサルの新規顧客20名を、3か月で獲得する
この結果指標を決めるときに活用したいのが「SMART目標設定法」です。
- Specific(明確な目標か?)
- Measurable(測定可能か?)
- Attainable(達成可能か?)
- Relevant(顧客の成功と関連があるか?)
- Time-Bound(達成の期限があるか)
ぜひこれらに当てはめて目標を定めましょう!
- Specific(明確な目標か?)→数字が入っていて明確
- Measurable(測定可能か?)→数字が入っていて測定可能
- Attainable(達成可能か?)→過去に達成したことがある
- Relevant(顧客の成功と関連があるか?)→コンサルすることで顧客が儲かる可能性
- Time-Bound(達成の期限があるか)→3か月という期限付き
③結果指標を実現する「4つの専門分野」を設定する
目標設定が出来たら、その目標を達成する為に学ぶべき専門領域を4つ決めます。
例えば、私は飲食店勤務ですので、お店を繁盛させるために学ぶべき4つの専門領域をを決めるとしたら
「料理・飲料の知識」「接客(コミュニケーションスキル)」「人材育成の知識」「店舗経営の知識」
といった感じでしょうか?
これらの知識・ノウハウを成功ノートに蓄積していきます。
④専門フィルタからインプット&アウトプットを繰り返す
専門領域が決まったら、その領域から物事を見ていくことで普段の生活が学びに変わります。
先ほどの私の例でいえば、ふらっと立ち寄ったカフェでの
- 接客のどこが良かった・悪かった
- 面白いメニュー・飲み物はあるか
- 立地や周りの環境とマッチしていて、客単価と釣り合っているか?
などなど、気づきがたくさんあると思います。それらの気づきを知識と結びつけてストックしていきましょう。
そして自分の仕事に応用して活かしていきます。
まとめ
今回は、収入を上げる勉強法について
「億を稼ぐ勉強法」をもとに書いていきました。
その中で最も大切なことは
顧客を設定して、その人が成功するために必要なことを勉強する。
という事でした。
この本を読むまでは、自分が稼ぐためには?自分が成功するためには?という感じで、ベクトルが自分に向いていました。
しかし、報酬は相手が満足してくれるから支払われるという視点が抜けていました。
相手が満足し、相手の課題を解決するにはどうすればいいのかを念頭において仕事をしていく。
すると、知識もついて相手も満足し、収入も増えていくという良いサイクルに入っていくことでしょう。
今回紹介した、「億を稼ぐ勉強法」には、
- 筆者が成功者から直接学んだ稼ぐマインド
- 稼ぐ勉強の具体的な方法
- 結果が出る学習の仕組み
など、更に詳しく書かかれいます。
「億まで稼がなくても・・・」なんて思うかもしれませんが、収入を上げられる人の共通の考え方が学べる本になっていますので、一読してみる価値はあると思います。
ぜひ、本屋で見つけた際には手に取ってみることをおススメします!
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