長期投資・積み立て投資をしていると必ず出てくる「ドルコスト平均法」という言葉。
今回はこの「ドルコスト平均法」について書いていきたいと思います。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法
なんか難しいですね。。。
優しく言うと、値段が変わるものを時間をあけて、毎回同じ金額だけ買い続けるということ。これによってリスクを分散しながら買うことができるのです。
それによってどんなメリット・デメリットがあるか見ていきましょう!
ドルコスト平均法のメリット
ドル・コスト平均法の場合、毎月など定期的に定額を購入するので、相場に関わらず購入額が固定されるため、価格が高いときには購入口数が少なく、価格が低いときには購入口数が多くなります。
仮に価格が下がっても、「たくさん買えた」と考えることができるので、毎日相場をチェックして一喜一憂する必要がありません。また、相場を読み違えて高値掴みをしてしまうといったことも避けられます。
例えば、毎月値段が変わるリンゴを毎月1万円分買うとしましょう。
値段が安い時には多く買えて、値段が高い時には少なく買うことになります。
下の図のような値動きだった場合、1月に4万円分買うと400個しか買えなかったリンゴが、毎月分散して買うことによって19個も多く買えます。
という事は、1個当たりを安く買えたという事になりますね!
このあと値上がりして100円になったとて、売ることが出来たら儲けがでることは分かりますね!(1月のリンゴを5月に売れるか!というツッコミはご遠慮ください(笑))
✅高値つかみを避けることができる
✅相場の動向に一喜一憂しなくていい
✅平均購入単価を下げることができる
ドルコスト平均法のデメリット
ここまでメリットを見てきましたが、次にデメリットも上げていきたいと思います。
ドルコスト平均法を使った投資は、長期間での投資を考えたものです。よって短期間に利益を出したい人には不向きな投資法となります。
また価格が高い時も一定額は買うことになるので、平均購入単価は現在の金額に近くなっていくことになります。
よって相場の底で買って天井で売るような取引にくらべて、大きな利益を見込めない点も挙げられます。その分時間によるリスク分散ができるので、大きく負けることもないでしょう。
また値動きの仕方や売るタイミングによっては損失になるリスクもあります。これは投資をしていく以上仕方のないことですので、余剰資金で行うようにしていきましょう!
長期間にわたって購入していくので、金融商品によっては購入手数料がかさんでしまうことも考えられます。
投資信託ならば手数料無料のノーロードファンドを選ぶようにしましょう!
株の取引きならばネオモバを使えば、毎月50万円までの取引きは実質20円なので個別株を積み立てたい人や、自分でポートフォリオを組みたいという方にはおススメです。定期買い付けも設定できるので便利です。
✅短期間で大きな利益を得たい人には不向き
✅売るタイミングによっては、損失になる(投資はすべてそう)
✅購入手数料がかさむことがある
まとめ
長期積み立ての味方「ドルコスト平均法」について書いてきましたがいかがでしたでしょう?
メリットもあればデメリットもありますが、デメリットは投資をしていくうえで必ず出てくるものですので、メリットに目を向けリスクを低くしながら資産形成していきましょう!
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