2022年7月4日からSBI証券の単元未満株(S株)の買付手数料が無料になり大きな話題を呼びました!
あれ?でもSBI証券って「SBIネオモバイル証券」もあって、そっちでも1株から買えるよね?どっち使ったらいいの~
と思う方もいると思います。
そこで今回はSBI証券のS株とネオモバイル証券のサービスを比較してみて、どちらが良いのか?使い分けるとしたらどう使い分けるのか?を解説していきたいと思います。
2022年9月29日追記
2023年3月13日(月)を期日として、SBI証券とSBIネオモバイル証券が経営統合行うと発表されました(2022年9月26日)統合後はSBI証券内の独立サービス「ネオモバコース」として継続されるようです。詳細が発表され次第追記したいと思います。
SBI証券のS株とネオモバの違いは?どっちがいいの?
まず初めにSBI証券とSBIネオモバイル証券は同じSBIグループではありますが、別の会社という事を押さえておきましょう。
そしてSBI証券のS株とネオモバをどっちを使えばいいのかを知るには、それぞれのサービスの違いを知る必要があります。
まずSBI証券のS株とネオモバの違いを見ていきましょう。
S株とネオモバの違い
SBI証券のS株とネオモバの違いは大きく分けて以下の3つになります。
- 手数料の違い
- ポイントが使えるか?
- NISAに対応しているか?
それぞれ見ていきましょう!
S株とネオモバの違い:手数料の違い
S株とネオモバの違いの一つに株取引にかかる手数料があります。
S株では買う時にかかる手数料が2022年7月から無料になっています。そして売る時には約定代金の0.5%(税込0.55%)または最低手数料50円(税込55円)の高い方がかかります。
①1500円になった株を1株売る場合の手数料・・・
1500(円)×5(%)=75(円) (税込82.5円)
②500円になった株を1株売る場合の手数料
500(円)×5(%)=25円(円) →最低手数料の50円(税込55円)
がかかります。
一方ネオモバの手数料は以下の通りです。
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円(税込) |
50万円超~300万円以下 | 1,100円(税込) |
300万円超~500万円以下 | 3,300円(税込) |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円(税込) |
以下、100万円ごとに1,100円(税込)が加算されます。(上限なし) |
買う時・売る時に手数料はかからないですが、1か月の約定代金の合計金額によってネオモバの利用料が変わります。
1か月の約定代金が50万円未満なら月にかかるネオモバの利用料は「税込220円」になります。ネオモバでは毎月Tポイント200ポイントをバックしてくれて、株の購入代金にあてられるので実質20円で利用出来ます。
(ネオモバの利用料を還元率1%のクレジットカードで支払えば2円戻ってくるので更に下がって実質18円ですね)
S株とネオモバの違い:ポイントが使えるか
ネオモバの大きな特徴としてTポイントを使って株の購入が出来るところです。
- ネオモバ → 〇ポイントを使える
- SBI証券 → ×ポイントは使えない
Tポイントをメインで貯めていたり、ポイントサイトを使ってTポイントを稼いでいる人はネオモバで資産を増やすことが出来ますね!
一方SBI証券ではポイントを使ってS株は買えません。しかしTポイント・Pontaポイントを1ポイント1円分として投資信託の購入に充てることが出来ます。
S株とネオモバの違い:NISAに対応しているか?
ネオモバイル証券ではNISA口座の開設は出来ません。
しかしSBI証券でNISA口座を開設していれば、S株もNISAの対象になります。
- ネオモバ → ×NISA口座は開設出来ない
- SBI証券 → 〇NISA口座を開設できる
年間120万円までの買付は利益が出ても非課税なので、SBI証券を利用する価値はありますね!
SBI証券のS株とネオモバの違いから使い分け方を解説
ここまでSBI証券のS株とネオモバの違いを見てきました。
- 手数料の違い
- ポイントが使えるか?
- NISAに対応しているか?
といった感じでしたね!
上の違いをうまく使い分けるとしたらどうすればいいのでしょう?
発注時間に対する約定時間はS株もネオモバも同じですので、どちらもデイトレには向いていないことが分かります。
中期~長期取引に向くS株とネオモバの使い分けについて見ていきましょう。
S株とネオモバの使い分け①:NISA枠を使ってからネオモバへ
SBI証券のS株ではNISA口座に対応しています。
年間120万円までの枠で買った株式で利益が出ても非課税になります。それを利用して
するという方法です。
配当金も5年間は非課税になるので、高配当株投資にも使えますね!
ただしNISA口座と積み立てNISAの口座は同時に持つことは出来ないので、他の証券会社で積み立てNISAをしている方は、この方法は使えません。
S株とネオモバの使い分け②:ネオモバはポイント投資のみにする
ネオモバではTポイントを使って株を買えますよね!これを利用して、ネオモバではTポイントのみの投資にするというのも手です。
ポイント投資なら、元から無かったとも思えるので、自分のお金で投資するのはちょっと勇気がいるような株を買って、SBI証券では安定した大企業の株で配当金を得るというやり方もあります。
- ネオモバ → Tポイントのみの投資
- SBI証券 → 現金投資
S株とネオモバの使い分け③:頻繁に取引したいならネオモバ
数日や数週間の値上がり益を狙いたい!ゆくゆくは単元株で短期売買をしてくために練習をしたい!
という人はネオモバがオススメです。
ネオモバの利用料金は
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円(税込) |
50万円超~300万円以下 | 1,100円(税込) |
300万円超~500万円以下 | 3,300円(税込) |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円(税込) |
以下、100万円ごとに1,100円(税込)が加算されます。(上限なし) |
となっています。仮にSBI証券のS株で売買を繰り返して月に1000万円分の売りの約定をしたとすると(買付はには手数料がかからない)
1000万(円)×0.55(%)=55,000(円)
が手数料でかかってしまいます。
ネオモバでは、買いと売りの約定代金合計になりますが5500円(税込)と1/10で済んでしまいます。
短期の取引ではネオモバを利用するといいでしょう!
SBI証券・ネオモバはどこから申し込みするのがお得?
これまでSBI証券とネオモバイル証券の違い、使い分け方について見てきました。
これからこの証券口座を開設しようとしているあなたに向けてお得に口座開設する方法を紹介したいと思います。
SBI証券の口座開設をするならポイントサイトから!
SBI証券を口座開設するときに、ただ公式サイトから申し込みするのはとてももったいないです!
ポイントサイトを経由して口座開設の申し込みをすることで数千円から1万円以上お得に口座開設出来ます。
ポイントサイトって何?という方はこちらの記事をご覧ください
ポイントサイトから口座開設して貰ったポイントをTポイントに換えてネオモバに投資するのもありですね!
どこのポイントサイトから口座開設をするのがお得?
ではどこのポイントサイトから口座開設をするのがお得なのでしょう?ポイント獲得ナビで調べてみました。(2022年8月24日調べ)
どちらもTポイントへの交換は手数料無料です。現金へ交換する場合は、ハピタスが交換手数料無料なのでハピタスがオススメです。(モッピーは三井住友銀行受け取りの31円~)どちらも300ポイントから現金に交換できます
\ 入会後ミッションクリアで2000Pt /
\ 嬉しい交換手数料無料 /
ネオモバはどこから開設するのがお得?
SBI証券はポイントサイトから開設するのがお得です。しかし残念ながらネオモバはポイントサイトに案件がありません。
2022年8月現在は他に口座開設キャンペーンもないので公式サイトから申し込むしかないようです。
またポイントサイトに案件が出たり、キャンペーンが出たらお知らせしたいと思います。
まとめ
SBI証券のS株とネオモバの違いや、使い分け方について見てまいりました。
- 手数料の違い
- ポイントが使えるか?
- NISAに対応しているか?
手数料の体系が違ったり、株を買うのにポイントが使えるか使えないのか、NISA口座に対応しているのかが違ってきました。
ネオモバ | SBI証券 | |
---|---|---|
手数料 | 取引金額による | 約定代金の0.5%(税込0.55%) または最低手数料50円(税込55円)の高い方 |
ポイント | Tポイント利用可 | 個別株には使えない |
NISA口座 | 開設不可 | 開設可 |
公式サイトから口座開設 | ハピタス経由で開設 |
それらを踏まえて、SBI証券のS株とネオモバの使い分けについては以下のような使い分けがオススメです。
- SBI証券のNISA枠を使ってからネオモバを使う
- ネオモバはポイント投資でリスクをとり、SBI証券は低リスクな投資をする
- 頻繁に取引したいならネオモバ
どちらを使うにしても、資産形成は早くから始めるのがベストです。
SBI証券はポイントサイトを使ってお得に、ネオモバイル証券は公式サイトから口座開設して資産形成していきましょう!
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